『夏の庭』ーきまぐれ要約・感想

書評

こんにちは、ちゃくです!

夏休みの名著『夏の庭』についてきまぐれに紹介したいと思います。

作品概要

読みやすさ:★★★★☆

青春   :★★★★★

おすすめ :★★★★☆

きまぐれ要約

お前、死んだ人間って見たことある?

小学六年生の三人がある日、死にかけのおじいさんを観察し始める。

それは初めは興味本位であった。

しかし、いつしかおじいさんと過ごす日々が増えていく。

もう僕たちは幽霊はこわくない、だって向こうの世界に知り合いがいるんだから。

生と死について触れた彼らは人としてさらに成長していく。

これは夏の始まりと人生の終わりを経験した子供の物語。

『経験と価値観』

きまぐれ感想

これは小学六年生でできる体験じゃないよね。

まず、死んだ人を見てみたいっていう発想が小学生っぽいっていうか、

それがこの物語が動き始めたきっかけなんだけど、

小学生の無邪気さっていろんな経験ができるポテンシャルを秘めてるよね。

つくづく、子供のやりたいことを無暗に否定したらだめだって思うな。

死んだ人を見た時のあの言葉にできないような感覚。

あれは自分も体験したことがあるんだけど、あれは忘れられない。

この小説が刊行されてからだいぶ時間が経つけど、

未だに夏の『新潮文庫の100冊』に入っていたりする理由が分かった気がする。

あと、ページ数も絶妙。

まとめ

小学生たちの青春、そして生と死

夏休みに読むのがぴったりなので、気になった人はぜひ読んでみてください!

※本記事は対象本をもとにきまぐれに書かれたものであり、対象本の内容と必ず一致するものとは限りません

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