『世界の中心で、愛を叫ぶ』ーきまぐれ要約・感想

書評

こんにちは、ちゃくです!

ずっと読もうと思っていた名著『世界の中心で、愛を叫ぶ』をやっと読むことができたので、

本記事では、その要約や感想をきまぐれにお伝えしたいと思います!

作品概要

読みやすさ:★★★★☆

愛の切なさ:★★★★★

おすすめ :★★★★☆

きまぐれ要約

人の死には理由があると思う?

人は理由がないと納得できない生き物なんだと思う。

論理的に考えないと生きていけないんだ。

科学が発達する前は、天災は神の仕業だと理由をつけていた。科学の発達により噴火や地震なんかも神ではない別の理由であることがわかってきた。

もしかしたら全ての理由は思い込みなのかもしれない。

きっとそうだ。

君を好きな理由も、愛さえも全ては思い込みなのかもしれない。

でも、それは確かにここにあるんだ。

いまここにあるものだけが、死んでからもあり続けるんだと思う。

君は夢を見るかい?

空を飛ぶ夢だ。

そのとき、これは夢だと思っているかい?

空を飛んでいるあのリアルな感覚、それは間違いなく存在している。

あの感覚だよ。

彼女は死んだはずなのに、確かにそこにいるんだ。

『恋と現』

きまぐれ感想

題名は知っていたけど読んだことがなくて、

いつか読みたいと思っていたけど、そのままずるずると…

やっと読めた。

世界の中心で、っていうから赤道付近の国で叫んぶと思っていたけど、

全然違ったね。

間違ってるかもしれないけど、世界の中心っていうのは、

「世界=自分」、「中心=心」とか思ったり思わなかったり。

個人的に一番印象に残ったのは、朔太郎が空を飛ぶ夢の話をしたところかな。

あの、言語化できない感覚。

あれって、無理に言葉にしてはいけない気がするんだよね。

言葉にするとなぜか浅いもののように感じてしまうから。

まとめ

切ない恋愛小説が好きな方におすすめです!

気になった人はぜひ読んでみてください!

※本記事は対象本をもとにきまぐれに書かれたものであり、対象本の内容と必ず一致するものとは限りません。

タイトルとURLをコピーしました